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燃焼器具のガス燃料が入ってる缶は色んな形、種類が有るけど…
なんか色々な缶がありますよね。
スプレー缶みたいな感じのカセットコンロに使うカセットボンベや、アウトドアで使うシングルバーナー用のガスカートリッジとか、そもそも人によって呼び方名前が違ったりで、特に最初は(どのガス缶の話をしているんだろう?)ってことが多かったです。日本のレジャーで主に使われるガスカートリッジの種類
玄人な方達が使われるガソリンバーナーや、僕はまだ使っている人を見たことがないですが、キャンピングガスというものは今回省略します(説明が出来るほど理解していない)カセットボンベとは。
まずは写真の奥に置いてある3本の同じ形をしているのが、カセットコンロやガスバーナーに使われるカセットボンベ缶(cassette Bombe)という物で、略してCB缶と呼ばれていたりします。
こんな物や、
こんな物に使います。これらのカセットボンベはホームセンターやコンビニ、スーパー、ひいては100円ショップにまで売られていて、非常に入手性が高く、価格も1本100円〜400円と様々ですが90%は中身が同じで、規格が統一されているので大体使えます(燃焼機器製造メーカーは同じ会社のものを推奨しており、それ以外の物は保証の対象外となります)規格が統一されているのは阪神淡路大震災の時に様々なメーカーから様々なガスカートリッジが販売されており、規格が全てバラバラだった為ガスと燃焼器具はあるのに使えないと言う不便さを解消するため1998年に規格が統一され、とても便利なものになりました。
基本的にはカセットボンベは全て同じですが、岩谷さんからはジュニア缶と言う背の低い小さなガスカートリッジも販売されています(内容量は当然少なくなるので、携帯性が良いと言うとろがメリット)
LOHACO PayPayモール店
OD缶(ガスカートリッジとかアウトドア缶とか呼ばれてる)とは。
次は写真手前に置いてあるおわんをひっくり返した様な見た目のガス缶です。
OD(Out Door)缶という名前の通り、屋外で使うことを前提としたとても頑丈なガス缶なので、CB缶に比べると多少雑に扱っても破裂したり穴が開いたりと言うのはまずないです(勿論誤った使い方すればCB缶より悲劇は大きくなります)
(僕が撮った写真でいい感じのが無かったのでAmazonからの画像です。)
バーナーと鍋を乗せたりする五徳をOD缶に固定してこんな感じで調理器具として使ったり、
出典:Amazon | GSI Outdoors - Pinnacle Canister Stove Superior Backcountry Cookware Since 1985 | GSI | スポーツ&アウトドアガス式のランタンとして使ったり出来ます。
出典:Amazon | コールマン フロンティア PZランタン(プラスチックケース付)203536 | コールマン(Coleman) | スポーツ&アウトドア入手性
CB缶はコンビニから100円ショップと本当にどこでも手に入りますが、OD缶はどこにでも売られている物ではなく、限られたアウトドア用品店、たまーにホームセンターに売っています。
僕の近所だとスーパーゼビオというスポーツ用品店には各メーカーのOD缶が販売されていました。
選び方
また、標高が高く、気温が低い環境(5度以下など)でも安定した燃焼が得られる様にCB缶とは違うガスが封入されており、各社がオリジナルブレンドを行っていて適した環境で使える様に販売してくれています(言い換えればキャンプや登山でOD缶を使うときの気温に合わせて選ぶ必要があります)主にガスの種類は3つあって、それぞれ特性が異なります。
- ノルマルブタン:沸点-0.5℃
- イソブタン:沸点-11.7℃
- プロパン:沸点-42.09℃
これら3つの配合を変えて販売されています。
説明しやすく、価格も安いのでEPIさんで説明させて頂くと、ブレンドを3種類用意していて、1つ目はレギュラーという殆どCB缶と同じ(ノルマルブタン90%配合)だけど、ちょっとだけ(10%)プロパンガスが入っており、気温5度前後でもとりあえずは火が付くモデル。
OD缶の中では結構安い部類に入るカートリッジなので夏の朝とかくらいの寒さならこれがお勧め、というか夏に使うならこれ👍
他のメーカーでもレギュラー(コールマン)とかノーマル(イワタニプリムス)って書かれているのが同じ様な感じの物です。
2つ目はパワープラスカートリッジというレギュラーモデルの配合を変えて、プロパンガスを30%に増やし、夜はとても寒く、朝がまだ冷える春秋の季節にお勧めのモデル。
沸点の低いガスから燃えていってしまうので、残量が減ってくると寒い時火が付きにくくなるので、寒くて火が付きにくくなったら夏用のガス缶に。
3つ目はエクスペディションという厳冬期専用のモデルで、氷点下の中でも調理ができる様にイソブタン60%、プロパン40%(って昔Facebookで見たんですが、ちょっと資料が確認出来ませんでしたので参考までに)となっています。
沸点の低いガスのみでブレンドしているので内圧がとても高く、冬以外で使うと性能が発揮できないらしいです。
ちなみにオフィシャルサイトには-20℃まで使えると書いてあります😱
価格帯
値段はですねぇ、CB缶と違ってガスの種類もガス缶の強度も周囲の環境変化に対する対応力も高い物なので安いとは言えない物ですね。。。
CB缶は内容量250gで最安100円、高くても400円くらいですが、OD缶は110gで安くて300円、高いと600円くらい_:(´ཀ`」 ∠):
容量半分で倍以上なんでお財布には優しくないですが、頑丈さと見た目のかっこよさは間違い無いです😇
同じ形だけど使えない例外ってあるの?
有ると言えば有るし、無いと言えば無い…
例えばキャプテンスタッグのOD缶はOD缶側にOリングが装着されていて、他の燃焼器具を接続した時にガス漏れは起こさないかもしれないけど、本来締結されるはずのねじ込み量が足らずに強度不足になるかも。
他にはジェットボイル専用のジェットパワーというOD缶ですが、ジェットボイルの燃焼器具と接続しても他の燃焼器具と接続しても、接続する時にガスがもれる…
ジェットボイルのOD缶に関しては多くの方が一瞬は漏れると書かれているので僕だけでは無い様子。
メーカー推奨の純正同士で漏れるのが嫌で僕もジェットボイルにはイワタニプリムスのOD缶を使っていますが、自己責任になります。
オレンジ色のOD缶かっこいいんだけどなぁ、漏れるからなぁ。
そんな感じで例外なのかどうか不明ですが、そんな事もあります。
僕が今理解している内容はこんな感じ。
脱線もしましたが、こんな感じ。
知識が増えたらここに書き足そうと思います☺️
それではまた〜
ヒマラヤ PayPayモール店
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